女性に導かれ、ミントは女性の自宅へとやってきた。
「うっわー…これは…」
「ごめんなさいね、飲み物は何が良いかしら…」
「掃除していいですか?いやしたいです、いいや、させなさい!!」
目を輝かせたミントが女性に詰め寄る。
「ふう、動いた後のお茶はおいしいなあ!」
「ありがとう。孫にも見習ってほしいわ」
「マゴ…?は今どこに?」
「…それより、あなたの話を聞かせて」
女性は話を聞きだすのがとても上手かった。
「それでねー…」「そう、そうだったの…それでそれで?」
ミントですら心を開いたのであった。
「…ヒトジチにされた時思ったの。助けになりたくて一緒に来たのに、これじゃあただのお荷物だって…」
「そんな事はないわ、だって貴方は…」
「チカラが欲しい。」
そう言い切ったミントを、女性は冷ややかな目で見つめ返し、ため息交じりに言った。
「そう言った馬鹿を知っているわ…」
「え?」
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